新型コロナウイルスCOVID-19感染症に関る対応(2021年1月15日 更新版)
新型コロナウイルスCOVID-19感染症は、感染した人の咳など、口や鼻からの飛沫によって人に感染します。また、その飛沫が付着した物や表面を触り、そのまま目や口、鼻などに触ることによっても感染するとされています。そのため、個人および集団、そして地域社会の一員として飛沫感染、接触感染を防ぐ感染予防対策の徹底が極めて重要になります。学校においては感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減し、学生の学びを保障していくために、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル基づき対策を実施してきました。
今回の緊急事態宣言に伴い感染対策を一層徹底し、引き続き学生の学修機会を確保し適切に対応していくために、本校の「新型コロナウイルスCOVID-19感染症に関る対応」を更新しました。今回の対応は、短期集中的に対策を講じて、全国的な新型コロナ感染症の感染拡大を抑えることがねらいです。学生および教職員、学校関係者の皆様、更なる感染予防の徹底をお願いします。
1)個人で行う感染拡大予防策
一人ひとりが自分の感染、および感染の可能性に早期に気づき、感染を他の人に広げないよう、以下の感染拡大予防行動を徹底してください。
□毎日の健康状態の確認と報告(通常授業時:フローチャート①②参照)*フローチャートは以前より変更なし
(1)毎朝自宅を出る前に体温測定及び健康確認を行う。
前日の帰宅後から登校までの間に発熱または症状がない学生のみ登校できる。
(2)前日の帰宅後から登校までの間に、発熱および症状のない学生
①校舎内へ入り、手指消毒後教室に入る。
②登校直後、2限目終了後の検温および健康状態の確認を行い、健康チェック表に記載する。
③週番は、健康チェック表を集め、学年担当教員に報告する。
但し、健康状態に異常のある学生および前日に欠席していた学生は、直接学年担当教員に報告する。
(3)前日の帰宅後から登校までの間に、発熱および症状のある学生
①前日の帰宅後から登校までの間、自宅での検温で下記の症状が1つでもある場合は、自宅待機とし、8時30分~9時までに学校に連絡を行い教員の指示に従う。
37.0℃以上の発熱、頭痛、鼻汁・鼻閉・味覚・嗅覚異常・咽頭痛 咳嗽・息苦しさ・倦怠感・嘔吐・下痢 |
②病院受診をする学生は、看護学生であることを医師に伝え、どのような状態となれば学校に行って良いかを必ず確認をすること。受診後は、速やかに医師の診察結果、治療内容(処方薬の内容)の詳細を学校へ報告する。また、受診の証明書の提出を求めることがある為、必ず受け取り保管しておく。(公欠の場合は必須)
*受診の証明とは、領収書、薬の処方内容が記載されている用紙とする。
③発熱等で欠席した場合、登校の判断は基本的に受診した医師の指示に従う。しかし、状況に応じて学校が判断する場合もあるため、必ず確認をすること。登校する場合、自宅で検温を行い、37.0℃以上の発熱および症状が全く無い場合にのみ登校する。
(4)休日も体温測定等を行い、記録に残しておく。万が一休日に発熱等異常が見られた場合は、9:00~17:00の間に学校へ電話連絡をする(土曜日のみ)。
(5)同居者に発熱等の症状がある場合、学校に連絡し対応を相談する。
(6)長期休暇または長期の遠隔学習後初めて登校する場合は、教員による健康確認を受け入校する。
□マスク着用、咳エチケット
(1)緊急事態宣言中は原則として常時「不織布マスク」を着用する。着用中のマスク表面は汚染されているため触らない。
(2)学校、実習病院、バスや電車などの公共交通機関、同乗者の居る車の中、通学途中も必ずマスクを着用する。但し、気候等の状況等により、熱中症が発生する可能性もあるため水分補給は随時行う。
(3)咳エチケットを守る。
□流水と石鹸を用いた手洗い
(1)手洗いのタイミングは、登校(外出)直後、食事前、トイレ後、図書室入室前後、他者と共有して使用する教材などに触れた時、帰宅直後などである。
(2)頻回に、流水と石鹸を用いた手洗いを正しく行うこと。ただし、流水で手洗いが出来ない場合は、手指消毒剤を使用する。
□トイレの使用
(1)トイレ休憩については混雑しないように、学生間の距離を1~2メートルとり、滞留しないよう、
私語を慎みスムーズに使用する。
(2)トイレを流す際は、ふたを閉めてから流す。
(3)トイレを使用後は、トイレクリーナーでレバー、便座を拭く。
(4)毎日清潔なハンカチやタオルを持参し、他者と共有しない。
2)クラスで行う感染拡大予防策
各クラスやグループにおいて、集団感染が発生しないよう、以下の感染拡大予防策の徹底をお願いします。
□換気について
(1)各部屋の24時間換気のスイッチをONにしておく。
(2)窓は基本的に常時開放し、換気を行う。気候や天候等により困難な場合は、状況に合わせ30分に
1回以上換気を行う。
(3)エアコン使用時においても、換気を行う。
*教室等の換気に伴う室温低下による健康被害が生じないようにするために保温・防寒目的の衣服の着用を許可する。但し、教員の指示に従うこと。
□身体的距離の確保(フィジカル・ディスタンシング)
(1)学生間の接触はしない。
(2)密集することなく可能な限り学生間の距離を2メートル(最低1メートル)以上空ける。
密集しやすい場所・場面 登下校時の玄関や下駄箱付近、トイレ、掲示板、課題提出時、電子レンジ使用時 |
(3)教室では、2人用机の間に飛沫防止パーテーションを設置する。
□昼食の取り方等(最重要!!!) (1)昼食は教室の自分の机でとる。また、学内実習等で教室以外を使用している場合は、教員より指示された場所で昼食をとる。 (2)机は講義形式のままとし、向かい合わせにしない。向かい合わない。 学内実習中の学生は机の向きを変え、対面にならないようにする。 (3)食前後にはタケックスを浸したペーパーで机を拭き、その後必ず手洗いを行う。 また、昼食後には飛沫防止パーテーションもタケックスを浸したペーパーで拭く。 (4)マスクを外す際にはゴムひもをつまんで外し、手指にウイルスが付着しないよう、マスクの表面には触れず内側を折りたたんで清潔なビニールやペーパー等に置くなどして清潔に保つ。 (5)会話を控え静かに食事をする。食べ物、飲み物を他者とやり取りしない。 (6)食事のゴミは各自持ち帰る。 (7)電子レンジを教室に設置する。使用後は各自がタケックスでレバー等を消毒する。 (8)飛沫感染予防のために緊急事態宣言中の校内での歯磨きは禁止とする。 |
□「密接」の場面への対応(マスクの着用)
(1)原則として常時マスクを着用する。
(2)真正面からの会話を避ける。
(3)近距離での会話を控え、大声で話さない。
1)授業および学内実習における感染予防対策
□授業の方法について
(1)教室は学生と教員が対面にならないように机を配置する。机は動かさない。
(2)教室では、2人用机の間に飛沫防止パーテーションを設置する。
(3)講師・教員はパーテーション使用しながら授業を行う。
(4)対面授業では教員主導の一斉授業、学生の考え確認しながら行う対話式授業方法も行う。
(5)視聴覚教室は、人数を制限(パソコン1台分空ける)して使用する。
または、全員が使用する場合、飛沫防止パーテーションを設置する。
(6)グループワークは、一方向を向き対面にならない方法で実施する。
(7)学内実習について
①指定された教室のみの使用とし、グループ間の接触を可能な限り避ける。
②机の使用は1人1台とし身体的距離をとる。
③学生間の密集・密接が起こりやすいため意識的に距離を取る。
□実習室使用について
(1)実習室に入室できる学生人数の制限はないが、演習の際の密集を避けるため、
演習を行う学生はクラスの半分の人数とする。
(2)実習室では教員の指示に従って、物品の使用を行う。
(3)看護技術の実施にあたっては、学生同士の接触を伴うもの、密接な状況が起こる。
そのため、必要時はフェイスシールドの使用と共に、実施後の手洗いまたは手指消毒を徹底する。
フェイスシールドを使用した場合、教員の指導に従い使用後の自己管理を行う。
(4)使用した物品は、消毒を適切に行う。
□図書室の使用について
(1)図書室の入退室時には必ず手指消毒を行う。
(2)昼の図書貸出は、図書司書が担当する。
(3)返却された図書は、図書委員がアルコール消毒後に定位置に戻す。
(4)図書室のアルコール消毒は、昼休みに図書委員が行う。
2)教務室における感染防止対策
□教務室での学生対応
(1)教務室カウンターにおいて対面での対応はしない。
(2)学生間、学生―教員が密にならないように、教員に用事のある学生は玄関側の教務室入口で声をかけ、
図書室前の長机を使用し対応する。
(3)事務対応について
①事務対応は、視聴覚教室前の入口から行う。
②事務に用事のある学生は視聴覚教室前の入口で声をかける。
③事務関係の書類(申請書、願書等)は視聴覚教室前のレターケースに入れておく。
④書類が出来次第、掲示板で学生に知らせる。
□学生への連絡等
(1)学生への連絡は、SHR時の伝達または1階玄関前掲示板にて行う。
(2)登校時、下校前までに必ず掲示板を確認すること。
(3)遠隔授業(在宅学習)中の連絡は、ホームページまたは連絡網で行う。
そのため確実に連絡が取れるようにすること、ホームページを随時確認すること。
□週番の仕事
(1)登校時
①教務室入口から学生日誌、健康チェック表を取りに来る。
②全員の健康チェック表を集める。
③9時前までに、出席状況および健康状態を学年担当教員に報告する。
(2)2限目終了時の検温後、健康チェック表を集め学年担当教員に報告する。
(3)授業準備
①授業資料は事前に図書室前の机に置いてあるため、学年を確認し配布する。ただし、資料がない場合は教務室で確認を行う。
②授業の必要物品に関する連絡は、各教科の授業内、1階玄関前掲示板等で行われるため、掲示板等を確認しておく。但し、伝達がされていない場合は、学生から確認にくる。
③教員からの連絡事項は、確実にクラスに全員に伝達する。
(4)下校時:日誌を記入後、学年担当教員へ報告する。
3)学校内の消毒及び清掃について
□消毒について
(1)高頻度接触面(ドア、電気・エアコンスイッチ、玄関扉、教室の電話など)の消毒は、昼休憩時、清掃時に美化委員がタケックスを浸したペーパーで拭く。
(2)飛沫防止パーテーションの消毒は、昼食後は各自で、掃除時は美化委員がタケックスを浸したペーパーで拭く。
□清掃について
①清掃活動は、学校内の環境衛生を保つ上で重要である。一方で、共同作業を行うことが多く、また共有
の用具を用いるため感染予防を行いながら、丁寧に掃除を行うこと。
掃除後の点検は、美化委員が責任をもって行う。詳細は美化委員会からの分担表を確認すること。
②掃除終了後は、必ず石鹸を使用して手洗いを行う。
3.学外(休日、放課後等)での感染予防対策(最重要!!!) 1)緊急事態宣言中は、不要不急の外出を避け、特に20時以降の不要不急の外出は控える。 そのため、放課後学習者は、帰宅に要する時間を逆算し下校する。 2)自宅においても基本的な感染予防対策を行う。 3)アルバイトは3密を避けられない業種のものは自粛する。 4)休日においても検温及び健康確認を行い、記録に残す。発熱や健康状態に問題のある学生は9:00~17:00の間に学校へ電話連絡する(土曜日のみ)。 5)自宅においても基本的な感染予防対策の実施し、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から提言された「新しい生活様式」を日常生活に取り入れる。
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4.臨地実習における感染予防対策については別途定める。